「#MeToo」 「#WithYou」 と、性暴力の被害者に寄りそうフラワーデモが昨日、高松市内で行われました。 祝日のランチタイム、人通りの多い商店街での開催 。そして、まったく初めての試みということで、私を含め戸惑う市民も多かったかも。 ttps://www.asahi.com/articles/ASN2C6R8DN2CPLXB001.html
それでも、最初の一歩を踏み出した意義は大きいと思います。
性犯罪に関する刑法は、明治40年の制定以来なんと110年ぶりの大改正が、つい3年前のことでした。土ぼこりをたてて 都心を人力車が 走っていた時代から今日まで、この問題が放置されてきたというだけでも愕然とさせられるのに、伊藤詩織さん事件では、客観的事実を知ったうえでなお、検察も検察審査会も加害者を「不起訴」と判断し刑事訴追する道が閉ざされることとなりました。さらに、去年は性犯罪の理不尽な無罪判決 が相次いでいます。
米国のワシントンにホロコースト記念博物館というものがあって、 14項目にわたって掲げられている 「ファシズムの初期兆候」の5番目には「女性差別のまん延」とあるそうです。個人的には、わたしが若かったころの方が、今より男女平等が進んでいた気がしてなりません。だとしたら、為政者の資質によっては、社会の進歩も、かくも容易く先祖返りすることの表れではないでしょうか。
「人の再起を支えたい」というのが、わたしがこの仕事をやる理由です。そして、それができるのも今の憲法が生きていればこそのこと。「憲法」あればこその人権保障であり、 「憲法」あればこその 社会保障ですが、当の憲法はこういっています。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。」と。その不断の努力の一環としての今回のフラワーデモを心から歓迎したいと思っています。
障害年金は、現役世代の方も受け取ることができる年金です。あなたのお困りごとを聞かせてください。
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