どう見ても、コレ、桜じゃないですか?今朝の高松市内の様子です。「桜」「桜」とあんまり賑やかなので、街路樹の中の一本だけがつられてフライイングしたのかもしれません。
「桜」の話題と言えば、「いつまでやっているんだ」という声も聞こえてきますが個人的には評価しています。一時話題になった「失敗の本質」という本にこんな記述がありました。
「組織は学習しながら進化していく。(中略)(旧)日本軍は既存の知識を強化させるという面ではまことによく学習したといえる。 (中略) しかしながら、組織学習には、組織の行為と成果との間にギャップがあった場合には、既存の知識を疑い、新たな知識を獲得する側面があることを忘れてはならない。 (中略) つまり自己否定的学習ができるかどうかということなのである。」
「桜を見る会」追及本部のヒアリングにこたえる官僚たちを見るにつけ、旧日本軍の頃から変わっていないのだろうなと思ってしまいます。あそこに集まっている人たちの人件費を考えるとき、手弁当で駆け付けた弁護士を除きそのほとんどは税金で賄われているはず。そうこうしている間にも、過重労働がもとで病気になったり、貧困にあえぐ国民が増え続けているというのに。
しかし、それでも 追及をやめられないのは、この問題が新型肺炎の感染拡大同様、国家の一大事だからです。被選挙権がないかもしれない人物が日本を壊しているのでは?という疑念に対して、やましいことがないのであれば、総理は、きっぱりと説明するべきで、それさえできれば前に進むことができるのです。
ヒアリングに参加した泉澤弁護士は、 「いつまでやっているんだ」 という指摘に対し、このようにこたえています。「 法の支配に基くもとで仕事をしている我々としては、 一国の総理が違法な行為を仮にしていたのであれば、真相が明らかになって、何らかの処分がされない限り、黙ってはいられない。」
自己否定的学習ができるかどうかという課題は、政治家や官僚のみならず、国民である我々のひとり一人に今そこ突き付けられているということを、あわてんぼうの桜が教えてくれているのかもしれません。
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