一昨日のブログの絡みで、患者さんに差し入れを持って病院へ行ってみれば、 病棟へたどり着くだけでも一筋縄ではいきませんでした。もちろん、ご本人に会わせてもらえるとは思ってもいませんが、 親族でもないわたしにはまずは受付でブロックがかかります。
その後、続柄を入念に確認された上で、ようやく案内してもらえるかと思えば、今度はPCにご本人のデータがないからと受け付けを拒まれます。とはいえ、引き下がるわけにはいかず、食い下がってやっと通してもらえたのは、予め病棟へ電話を入れてあったからでした。
こんなことは、普段ならあり得ないことだと思います。今どうしても必要な措置だと状況は理解できているものの、大切な人に手が届かないジレンマを覚えずにはいられませんでした。 この先緊急事態が長期化したら、いったい何が待っているのかと思うと少し不安です。
庶民がコロナ、コロナと気を取られている隙に、国会では大切なことがどんどん決められようとしています。気付いた時には、国民の側が権利の制限に慣れ切ってしまっていたということにだけはなりたくないものです。