午前3時半。何だか眠りが浅かった一夜を過ごし、未明のひらめきが消えてしまわないうちにと、ふだんはダラダラするのに今朝に限って飛び起きました。どうやら、昨日の「予定になかった一日」で、わたしの中の文脈が変わったようだったのです。
今を、懸命に生きる若者(娘とそのパートナー)を前に、この子たちとともに「描きたい未来から逆算して今日やるべきことをやっておこう」などと思いついたのでした。ところが、考えてみれば 1年どころか来月のこともまともに見通せないばかりか拠って立つべき物語さえないのが「今」という時代。
一寸先も見えない時代には「逆算」という言葉もにわかに意味を失ってしまいます。それでは、いったい何をよすがに生きるのか。さしずめ、わたしにできることといえば「信じること」「祈ること」「許すこと」「つながること」「声をあげること」「瞑想すること」でしょうか。