早いものでいよいよ6月。東京都の小池都知事が、早くからあらゆる媒体を使って準備を進めているという都知事選も、おおよそ一か月後に迫ってきました。以前のブログに、コロナ対策に成功した各国の女性リーダーを称える内容を書いたことがありますが、小池百合子さんのことをそれら女性リーダーたちと並べて称するつもりはありません。
わたしに言わせれば、彼女は、本質的には安倍晋三氏と同じ路線を貫く、いわば「 虎の威を借る狐 」ならぬ「女の衣を着たオッサン」にしか見えないからです。そんなことを言うと、オッサンに失礼かもしれませんが「新しい社会」を展望する上で大きな影響を及ぼすであろう、コロナ後はじめての大きな選挙ですから無関心ではいられないです。
新型コロナを経て人類は、有史以来はじめての経験をしました。そのことを「社会を失った人類」という言葉で表現する学者もいるほどです。日本では特に小泉純一郎、竹中平蔵コンビやその後の安倍晋三に受け継がれてきた政策の破綻で、 既にコロナが来る前から経済同様、医療が崩壊していたところをコロナが直撃。この先も第2波、第3波が懸念される中、コロナと共存する「新しい社会」づくりについて考えてみたいと思います。つづきは、明日。