「 もしかしたら今日、歴史が塗り替わるかもしれない 」。昨日のブログでそう書きました。それは、今朝投票がはじまった東京都知事選挙の投票率にかかっています。17日間の選挙戦の期間中、山本太郎さんや宇都宮健児さんが、テレビ各局に対し必死に要請した都知事選候補者たちによる公開テレビ討論会は、とうとう開かれませんでした。
その一方で、マスコミは現職圧勝はあたかも最初から決まっているかの報道を繰り返してきました。今回、史上最多といわれる22人もの候補者が、それぞれ300万円もの供託金を支払い、さらに世間の冷ややかな批判にさらされてまで立候補したのはなぜか。みんな、命がけでいまの惨状を何とかしたいと考えているからに違いないと思います。
マスコミの内部にも、たとえば、 望月衣塑子さんのような人がいて、テレビで日の目をみることのなかった、たとえば山本太郎の演説をカメラに収め続けていたかもしれないし、マスコミ内部で闘っていたかもしれません。そんな人の存在を信じたいけれど、現時点ではそのすべてが黙殺されてしまったように見えます。とはいえ、投票ははじまったばかり。人の命より利権が大事という勢力に加担したくないのは皆同じ。とにかく、ご近所お誘いあわせの上、選挙に行きましょう。