人の受け止めはさまざまですが、大阪のおばちゃんが本当に、そんなことで目くじら立てたりするのでしょうか。 「大阪のおばちゃんをバカにしてる」とか「 選挙に行かず家で寝とけ!と言う意味?」 など物議を醸す「大阪市廃止にNO!」ポスター( 立憲民主党制作)。「大阪のおばちゃん」の貫禄が伝わる、ウィットに富んだデザインで、大阪が地盤の立憲議員が「大阪のおばちゃんへのリスペクトなんやけどな」と漏らす(朝日新聞)とおり、わたしは好きです。
「大阪人をばかにしている」との批判の声が上がったところへ、都構想賛成の吉村知事が「これが反対派の立憲からみた大阪市民のイメージ。酷いね」とツイートした(朝日新聞)とありましたが、そちらの方がよっぽど問題に思えます。トランプ大統領じゃあるまいし、現職の知事が「分断」を煽るなどとは、ひょっとすると自作自演では?と勘ぐられても不思議はないのではないでしょうか。選挙にネガティブキャンペーンはつきものです。ネガティブキャンペーンといえば、言論弾圧事件のその後はどうなったのでしょう。
今週月曜日の告示日に、大阪市廃止に反対の第一声をあげた山本太郎を大阪府警が制止しました。同様に賛成の立場からの第一声には妨害が入らないのに、反対の側、それも山本太郎にだけ妨害が入った件について、わたしの知る限り、アップロードされているのは目撃者が撮影した動画か、れいわのそれかだけ。大阪府警も大手マスコミも、一斉に沈黙を守っているのはいかにも不気味。前述のポスターを配った立憲関係者の「直接、地元の人から苦情は来ていませんけどねぇ(朝日新聞)」という言葉といい、何やら危険なにおいがします。