2020年– date –
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「失望」を放置することの意味
お知らせ娘たちが帰っていきました。寂しさ半分。安堵半分。でも、どこか、夏休みの終わりのような気分です。ほんのちょっぴりのセンチメンタルに浸っている間に、世間では、この時季ならではの話題が物議を醸していました。「現役閣僚」による靖国神社への参拝... -
8月の朝に ~DAY7~
お知らせ今朝の高松は、雲一つない真っ青な青空に、蝉の鳴き声がいっそうにぎやかです。時折、涼し気に葉を揺らす街路樹は、陽のさす側にいっぱいの、光のつぶを集めて輝いている分、日向に出るとたちまち焼かれてしまいそうな、朝から怖いくらいの暑さです。前... -
父のこと~コペルニクス的転回~
お知らせ「自分が死んだら、インド洋に流してくれ」これが父の遺言でした。「それが無理なら瀬戸内海でもいいから」とも。なぜ、インド洋なのかは、聞きそびれてしまっていまだによくわかりませんが、昨日書いたピースボートで、父がその美しさに魅了されたから... -
父のこと~10年目のごめんね~
お知らせ別にお盆だからというわけではありませんが、父が遺した書き物をしみじみ読み返しています。お寺の住職を継がなかった父は、定年退職の後の再雇用でしばらく勤めた後、もっぱら世界を一人歩きするようになりました。「一人歩き」というのは、パッケージ... -
8月の朝に ~DAY6~
お知らせ如何ともし難い不条理。そんな連続の人間社会にも、ごくたまに神々しいまでに美しい物語が紡がれることがあります。2009年1月15日、ニューヨーク発シアトル行きの旧USエアウェイズ1549便のハドソン川不時着水事故を覚えておいででしょうか。後に映画にも... -
今こそ常識疑うときかも
お知らせ熱帯夜が続いています。エアコンのお世話にならなければ夜も眠れないほどの暑さ。もし、こんなとき、停電にでもなってしまったらと思うと、それだけでも不安なのに、コロナのずっと前から経済的理由でそれが使えないという話はいくらでもありました。い... -
構造的な暴力のわな
お知らせ人間とは誠に厄介なもので、きっかけさえあれば、いつでも、どこでも、簡単に、構造的な暴力に絡めとられてしまうものですね。東京都内に暮らす男性が、墓参りなどのために青森市の実家に帰ったところ、帰省をとがめる匿名の投げぶみがあったというので... -
8月の朝に ~DAY5~
お知らせ「一番怖いのは人間を喪失すること」。戦争を体験した人の言葉は重いです。「ヒロシマ」や「ナガサキ」が、国内では被害の歴史として語り継がれ、アメリカでは、原爆の投下は早期の戦争終結に欠かせなかったと語られることが多く、当時の広島や長崎には... -
この先も選び続けますか?被支配の人生。
お知らせ仕事もない、所持金もない、保護にもつながれないなら残された選択肢は「飢え死にするか、物を奪うかしかないじゃないですか!」。先月の都知事選で、耳にタコができるくらい、山本太郎さんが繰り返し叫んでいたフレーズです。まさに、その警鐘どおり生... -
8月の朝に ~DAY4~
お知らせ「お金持ちになって、生活をアウトソーシングしても何も幸福度は上がらない」。YouTube動画でそんな話を耳にして、心からその通りだと思いました。「いくらお金を稼いでも自分の便所は自分で掃除する(原文ママ)」「自分のふとんは自分でたたむ」「自分...