2020年– date –
-
8月の朝に ~DAY3~
お知らせインターネットラジオから聞こえてくる蝉しぐれが、窓の外から聞こえるそれと重なって、75年前の広島を偲ばせます。現地の記者たちの中には、毎年、この日を寝ずの取材で迎える人も少なくないかもしれません。今年は、コロナで各国やEUの代表者以外は外... -
8月の朝に ~Day2~
お知らせ「親の死に目にあう」という言葉があります。日本では、夜爪を切ると親の死に目にあえなくなるといって、 親の死の瞬間に立ち会えないのは最大の親不孝だと、誰もが思い込んできたのではないでしょうか。 2017年にわたしは、父を亡くしています。父危篤... -
「202030」は今いずこ
お知らせ豪雨に、コロナに、森林火災と「悲観的」を通り過ぎて「絶望的」なことばかり書いてきた中で、赤木雅子さん(森友自殺で国と佐川元理財局長を提訴)の言葉にはっとさせられました。つまり、彼女の夫が自死に追い込まれた財務省は、典型的な「男社会」で... -
今夜のごはんと同じように
お知らせ「アメリカ、ロサンジェルス近郊で起きた森林火災は、東京ドーム1300個分を焼き尽くし、まだ、燃え続けているんだって」。そう聞いて、あなたはどんな反応をするでしょう。大方の人は、困惑した顔をして、自分にはどうすることもできないとスルーするか... -
「特別ノ御高配」はいずこ
お知らせ「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」とは、先の大戦における沖縄戦の終結を間際に控えた1945年6月6日に、千葉県出身の大田実海軍中将が、ときの海軍次官宛てに送った電報の一部です。沖縄県民は(本土決戦の防波堤となっ... -
8月の朝に ~Day1~
お知らせ長かった四国地方の梅雨もようやく明け、今日から気持ちも新たに8月。とはいえ、新型コロナの感染者数は、3日連続で過去最多を記録の厳しさです。わが人生を振り返るとき、最も辛く苦しかった三十代の一時期、わたしにとっては、朝の目覚めの時間が中で... -
「無政府状態」を生き延びるために
お知らせ新型コロナウィルスの全国の感染者数が、昨日一日で1301人と最多を記録したとか。今月、16日に東京大学先端科学技術研究センターの児玉龍彦先生が、国会の閉会中審査で訴えた「来週は大変なことになります」「来月は目を覆うことになります」が、いよい... -
さながら戦時の様相
お知らせ今年の梅雨も「記録的」といわれる豪雨が各地に大きな被害をもたらしています。復旧の見通しが立たない中、現地に駆けつけて何かお手伝いをと思っても、今年はコロナでままなりません。そんな中、被災地に行けなくても出来る支援があるとラジオで紹介さ... -
解決に向けてまとまる日は来るのか
お知らせイスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリは、著書「21Lessons」の中でこう述べています。「全人類は今や単一の文明を構成しており、すべての人が共通の難題と機会を分かち合っている。それにもかかわらず(中略)無数の集団がナショナリズムに基づ... -
亡国への一里塚?
お知らせ4連休を終え、地域によっては新型コロナウィルスの感染者が急増しているといいます。連休中にクラスターが発生し、都市部でも、離島でも医療体制のひっ迫に危機感を募らせていると報道されていました。香川県では、連休前から(感染者は)数字上は増えて...