2020年– date –
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ここから何を学ぶのか
お知らせ自宅や路上で亡くなった15人が新型コロナウイルス感染症に感染していたという報道が、今になってボディブロウのようにきいてきました。検査待ちだったり、通院自粛だったり、そもそも検査を受けさせてもらえなかったり。コロナ騒動の陰で置き去りにされ... -
それでも我々は歩き続ける
お知らせ一点の雲もない五月晴れ。巣ごもり連休の後にはそんな朝が待っていました。昨日までとは打って変わって街はふだんの活気を取り戻し、交差点には交通整理のおまわりさんの姿が見られるほど。讃岐うどんのお店にも、営業中の看板が出ていて思わず眼がしら... -
朝から勇気をありがとう
お知らせ火が消えたような商店街。その一隅にそこだけぽっと灯がともったような人だかり。何だろうと思って近づいてみると、そこには、昔懐かしいいただきさんの姿がありました。 いただきさんの海鮮食堂より 「同行二人」の遍路笠を携えたいただきさん。行き... -
老婆心
お知らせ何だかオンライン飲み会が楽しそう。でも、その一方で「完全に昼夜逆転」とか、「終電を気にしなくていいのでエンドレス」とか聞くと、とっても心配です。 仕事柄、アルコール依存の実態を知っているつもりなので、コロナ騒動以前から際限もない日本の... -
自己責任論の崩壊
お知らせ先月末のブログで「臨時休業の張り紙」をしてある商店について触れましたが、その張り紙がいつの間にか「閉店のお知らせ」に変わりつつあることに気付いて背筋が寒くなる思いです。 閉店に追い込まれているのは納税者。こういうときのためにこそ、わ... -
コロナ渦中の憲法記念日
お知らせ通りですれ違ったお遍路さんの独り言。「さびしい、さびしい、誰もおらんがな...」。決して、ひとけがなかったわけではないのに、高齢のお遍路さんにはそう映ったのでしょうか。今日はコロナ渦中に迎えた憲法記念日です。 ここに、昭和22年、当時の文... -
死者と共に生き抜くということ
お知らせお寺に生まれたわたしには当然の感覚ですが、現代を生きる人たちは必ずしもそうではないのでしょう。でも、今でも田舎の旧家へ行けば、そこには仏間に先祖の遺影があったりして、亡くなった人と共に暮らす感覚を多くの日本人は受け継いできたのだと思い... -
ウィルスよりも怖い感染症3
お知らせ予想はしていたものの、政府が、全国を対象とした緊急事態宣言延長の方針を固めたと言います。期間は一か月程度。状況によっては再延長もありうるとの発表に、真綿で首を絞められるような恐怖と、閉塞感や圧迫感を味わっている人も少なくないはずです。 ... -
ウィルスよりも怖い感染症2
お知らせNHKの取材から。「(ある男性が) 退院後、過去の感染を理由に病院や美容室の訪問を拒否されたことを明かし、「これが差別だと思った。多くの感染者が同じように嫌な思いをしているのではないか」と証言しました。 」。 差別の矛先は、不幸にも感染し... -
ウィルスよりも怖い感染症1
お知らせ身近な人が (新型コロナウイルス感染症に) 感染したらしいと言ったら、自分がドン引きされているのを肌で感じたことがあります。 身近な人にも二通りあって、 心理的に身近な人と物理的に身近な人と。 わたしのいう「身近な人」は、物理的には遠い...