2020年– date –
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自分が仲間外れにされる日
お知らせ何日か前のブログで、新潟空港で飛行機を降ろされた、マスク着用拒否の男性のことを書きました。同機が新潟空港へ着陸すると、まもなく警察官を含む何人かが乗り込んできて、男性と話したあと、一緒に降りて行ったといいます。そして、その際、機内から... -
少しは「自然」に学んでほしいもの
お知らせゆうべは、秋の音色が耳に心地よく、聴き入ってしまっていたらうっかり窓を開けたまま眠ってしまいました。そうしたら、今度は寒くて目が覚めて、まさか、このまま暑さがぶり返さないなんてことはないでしょうが、一気に季節が進んだ感じです。それに引... -
多様性こそ生きる源泉
お知らせ昨日、母国語のことを書いたら思い出したことがあります。イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリさんが、人類をひとつの組織体としてまとめあげるための大きな要素として「宗教」「貨幣」「帝国」の3つをあげていることです。そこに「言語」が入っ... -
「牢獄の鍵」を手放すな
お知らせ普仏戦争に負けたフランスのアルザス地方は、当時のプロイセン領とされてしまい、学校でドイツ語以外は教えてはいけないことになりました。 1873年にフランスで出版された短編小説「最後の授業」の一節である「ある民族が奴隷となっても、その国語を保っ... -
「寛容」はどこへいった
お知らせ今年のゴールデンウィーク、東京発テキサス行きの旅客機の機内で、 乗客が暴れてトイレに立てこもる騒ぎがあり、たまたま乗り合わせた米海兵隊員3人が協力してこの乗客を取り押さえたというCNNの報道がありました。今月1日には、沖縄の海で、溺れかけた... -
コロナの時代に出会った新しい私
お知らせ「コロナの時代」がはじまって、その感染拡大のあおりを受け 地方では百貨店が相次いで閉店しているとか。中心商店街がその核たる店舗を失うということは、今後、ますますシャッター通り化が加速するということなのかもしれません。私の暮らす高松市でも... -
何を求めて誰と戦うのか
お知らせアメリカでは、マスク着用義務が「個人の自由」をかけた戦いにまで発展しているといいます。日本でも一昨日、 釧路空港発関西空港行きのピーチ・アビエーション の機内で、マスクの着用を拒否した男性が新潟空港で降ろされたとか。これに対しホリエモン... -
問いを持たない違和感
お知らせ昨日に引き続き、望月衣塑子記者のドキュメンタリーをみて思ったことです。「わたしの仕事は質問すること」と彼女は、きっぱりいっています。つまり、ジャーナリズムの立場から、国民に代わって、しかし、決してやらされているわけではなく、自ら内発的... -
一人ひとりの想像力が問われている
お知らせ「質問は簡潔にお願いします」「質問に入ってください」「次の予定がありますので、次の質問を最後でお願いします」。東京新聞の望月衣塑子記者が質問を始めると、おおよそ25秒ごとに妨害する。それが、最も重要な任務だった内閣官房内閣参事官(官邸報... -
寿命が尽きるその日までは
お知らせ朝起きて窓を開けたら、東の空にお日様が眩しかったのに対して、西の空には真っ黒な雲がたちこめていました。昨日、高知県人と話をしていると、香川は住みやすいというわたしに彼がこういうのです。香川で暮らしたことのある、知り合いの、何人かの高知...