2024年1月– date –
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ヒロシマにて
お知らせかつて、五十代の六年半を過ごしたヒロシマは、わたしにとって特別な土地です。郷里の高松へUターンしたのが2018年でしたからヒロシマを離れてかれこれ6年。その間、これで何度目の訪問になるでしょう。悩んでいるとき、辛いとき、迷っているとき、その... -
しあわせの形
お知らせ子どものいない知人女性に「娘さんが二人もいてうらやましい」なんて言われたことがあります。もちろん彼女は、「独立独歩で親の言うことを聞かない」とか、「特に母親に対しては手厳しい」とか、うちの娘たちのことをほとんど知らないにもかかわらず、... -
するとドラマが生まれることがある
お知らせ障害年金専門の社労士をやっていて思うこと。それは、ときに請求者ご本人の人生を変えるドラマがあるということです。斎藤一人さんがこんなことを言っていました。 ☆ 夢や目標に向かって歩き出すとそこにドラマが生まれる ☆ ドラマがないとやっていな... -
心配性が高じた理由
お知らせ1995年1月17日、わたしは二人の子を連れた逃亡者でした。夫の暴力に耐えかね婚家を逃げ出していたからです。そして遭遇した阪神淡路大震災。「身寄りのない土地で、たった一人でどうやって、二人の命を守ればいいのか」と途方に暮れて遂には心のコップが... -
あれから29年 子育ての後悔
お知らせ心配性のわたしがはじめてお母さんになったのは24歳、第2子誕生は30歳でした。子どもの父親は子煩悩だったものの面前DVが過ぎる人で、子どもたちにはわたしに連れられ、あっちへ逃げこっちへ逃げする幼少期を過ごしてきた過去があります。 そんな矢先... -
「この子を遺して死ねない」問題 ~はじまりの日~
お知らせ「おひとりさまの老後」シリーズ「在宅ひとり死のススメ」の中で、著者の上野千鶴子さんはこのように書いています。「あなたの人生の中でもっとも時間とエネルギーとお金を使ったのは、子育てでしょう?と聞くと、子どもを育てたほとんどの高齢者はイエ... -
人間関係リセット症候群
お知らせ近頃「人間関係リセット症候群」という言葉を耳にするようになりました。これは現在の人間関係を衝動的に断ち切ってしまう傾向のことで病名ではないそうですが、インターネット社会の末路を見る思いがしています。 一度関係をリセットすることで楽にな... -
情報の氾濫と災害
お知らせ避難所(令和6年能登半島地震)の惨状が痛々しすぎます。今からほぼ三十年も前の阪神淡路大震災の当時から避難所の風景はちっとも変わりません。税金というものはこういうときにこそ思い切って投入されるべきだと思うのですが政府の優先順位はそうでは... -
人生の持ち時間 その1
お知らせ経済評論家、山崎元さんの訃報がネットニュースに流れてきました。その中に、食道がんだった同氏が残した文章のリンクが貼られていて、興味深い内容だったので何度かに分けて触れていきたいと思います。 まず、はじめはお酒について。同氏は「飲食のつ... -
地震 ご縁の不思議
お知らせかつて、能登で冬を越した経験から、厳寒の一月に北陸の人が住まいを失うことの意味が、讃岐女のわたしにも皮膚感覚として伝わってくる気がいたします。それを思うと言葉に詰まるのですが、大災害は人々を引き裂くとともに、ときにご縁を結ぶことがあり...
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