里帰り出産の娘夫婦と孫が引き上げて以来、一抹の寂しさを拭えないでいたわたしでした。そこで、モノの本に出ていた方法を試し、毎晩、その日一日の幸せを10個ずつノートに書き記していたのです。すると、どうでしょう。単純なわたしは、書き始めたその日から幸せで満たされてネガティブな考えが浮かばなくなったほどでした。
そんな中、昨日になってある友人からご身内の訃報が届きました。それも、交通事故によるあまりにも唐突な別れだったというではありませんか。亡くなられた方は、友人の直接のご家族ではないとはいうものの、意気消沈する様子を目の当たりに、一瞬、かける言葉がみつかりませんでした。
ご身内の訃報を通じて改めて、人生の有限さを思い知らされた気がしています。当たり前のことですが、今日と同じ明日がこの先ずっと続く保証はどこにもないのです。だとしたら、やっぱり、できることとできないことをはっきりさせて、できないことを諦める覚悟を持つ。これしかないんですよね。