こんなふうに思っていらっしゃる方が少なくない印象です。今日はこんな疑問に対して、できるだけわかりやすく解説したいと思います。
目次
✔️ よくある誤解:「障害年金を受け取ると将来の年金が減る?」
実際にご相談を受けていると、こういう声をよく耳にします:
「今、障害年金をもらってしまったら、将来の年金額が減って損するんじゃないかと心配で…」
確かにそう思ってしまうのも無理はありません。
ですが、結論から言うと「原則として、将来の年金が減ることはありません」。
📌 そもそも「障害年金」と「老齢年金」は別もの
まず押さえておきたいのが、
障害年金と老齢年金は、制度として別のものだということです。
障害年金 | 老齢年金 |
---|---|
病気やケガで暮らしや仕事に支障があるとき支給される | 65歳以降に受け取る、いわゆる「年金」 |
原則として20歳~64歳の方が申請可 | 原則として65歳から支給 |
障害年金をもらっている間も、老齢年金の受給資格(納付期間など)はきちんとカウントされます。
💡 ポイント:障害年金受給中でも「年金記録はつづいている」
たとえば、障害基礎年金や障害厚生年金を受け取っている間も、
老齢基礎年金や老齢厚生年金の「受給資格」に影響はありません。
つまり、こんなイメージです:
🌱 障害年金=今、生活を支えるためのサポート
🌳 老齢年金=将来、老後の生活を支える年金
両者は役割が違います。65歳未満は、原則一人一年金です。
❗ ただし、65歳以降の「年金の組み合わせ」に注意が必要
65歳以降は「障害年金」と「老齢年金」の両方の受給権がある場合、65歳時点での年金額を比較して有利な方を選ぶ形になりますので、最寄りの年金事務所で見込額を出してもらうといいでしょう。
✅ 結論:障害年金を受け取っても、将来の年金が減るわけではありません!
まとめると…
- 障害年金をもらうこと自体で、将来の老齢年金が減ることは基本的にない
- むしろ、生活に困って年金の納付ができないより、支給を受けて生活を安定させる方が大切
- 65歳以降の受給パターンは少し複雑なので、個別に確認が必要
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