~生活保護、障害年金、おしごとのお話~
こんにちは。夏休み中の小学生のみんなに、今日は、生活に困っている人を助けるしくみと、**その中で働く「社労士さん」**のおしごとについてお話します。
● お金がなくて困っているとき、どうすればいいの?
たとえば、病気やケガで長い間はたらけなくなった人や、ひとりでくらすのがむずかしい人がいたとします。
そういうとき、日本には「生活保護(せいかつほご)」という制度があって、最低限(さいていげん)の生活ができるように、お金や食べもの、住むところなどの手伝いをしてくれます。
でも、生活保護をもらえるのは、ほかの方法ではどうしてもくらしていけないときだけなんです。これを「補足性(ほそくせい)の原理(げんり)」といいます。
● ほかにどんな手助けがあるの?
たとえば、「障害年金(しょうがいねんきん)」という制度もあります。
これは、病気やけがのために生活や仕事がむずかしくなった人がもらえるお金です。
もし障害年金がもらえるなら、生活保護より先に、そっちを使ってくださいねというルールがあります。
だから、障害年金がもらえるかもしれないときは、できるだけ早く申しこみをしたほうがいいのです。
● でも、現実はかんたんじゃない…
たとえば、あるおじさんは長い間生活保護をもらっていたけど、「障害年金もらえるかも」と相談しました。
でも、お医者さんが診断書(びょうきのことを書いた紙)をかいてくれません。
理由を聞いてみると、お医者さんやソーシャルワーカーさん(病院で生活の相談をする人)は、「障害年金をもらうと生活保護が止まるかもしれない。そうなると薬代や病院代が払えなくなるかも」と心配していたのです。
● じゃあ、どうすればいいの?
このように、いろんな制度があって、どれを使えばいいかまよってしまうときもあります。
そんなときに力を発揮するのが、「社会保険労務士(しゃかいほけんろうむし)」、通称“社労士(しゃろうし)”さんです!
● 社労士さんってどんな人?
社労士さんは、
- 年金(ねんきん)や保険(ほけん)のプロフェッショナル!
- いろんな制度を知っていて、「どれを使えばいいか」「どうやって手続きするか」を教えてくれます。
- お医者さんやケースワーカーさん、役所の人たちとも協力して、本人にとっていちばんいい方法を考えてくれる人です。
たとえば、
「今は生活保護をもらってるけど、将来仕事ができるようになったらどうしよう」
「障害年金をもらってもいいのかな?」
といったときに、いっしょに考えてくれるのが社労士さんです。
● 障害年金と仕事は、いっしょにできる!
生活保護は、お金をもらっているあいだは働くとその分減らされるけれど、障害年金は、少しずつ働くことといっしょに使える制度です。
だから、「体がよくなってきたからちょっとずつ働きたい」と思ったときも、社労士さんが相談にのってくれます。
● さいごに:社労士さんは「社会保障(しゃかいほしょう)のパズルをととのえる人」
生活保護や障害年金、お仕事の制度は、まるでパズルのピースのようにいろいろあります。
社労士さんは、それらのピースを**本人の生活に合わせてぴったりはめていく「制度のコーディネーター」**なんです。
「どの制度がいちばん自分に合っているかな?」と迷ったときには、社労士さんに相談してみると安心ですよ!
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