障害年金は、病気やケガで生活や仕事に大きな制約があるときに支給される公的年金です。老齢年金が高齢者の年金であるのに対し、障害年金は若い人の年金と言えるでしょう。
「いくらもらえるの?」というご質問はとても多いですが、実際の金額は 等級・年金の種類・加入状況 によって異なります。
目次
① 障害基礎年金(国民年金に加入していた方)
自営業・学生・専業主婦(第1号)など、国民年金に加入していた方が対象です。
定額で支給され、1級と2級があります。
- 2級:年額 831,700円(月額 69,308円)
- 1級:2級の1.25倍 → 年額 1,039,625円(月額 86,635円)
さらに、子どもがいる場合には「子の加算」がつきます。
- 1人目・2人目:各 239,300円/年
- 3人目以降:各 79,800円/年
② 障害厚生年金(会社員・公務員として厚生年金に加入していた方)
会社員や公務員など、厚生年金に加入していた方は、障害基礎年金に加えて「報酬比例部分」が上乗せされます。
この金額は、在職中の給与や加入期間によって大きく変わります。
- 1級・2級:障害基礎年金 + 厚生年金部分
- 3級:厚生年金部分のみ(最低保障あり)
なお、3級には最低保障が設けられており、年額 623,800円(2025年度)が支給されます。
③ もらえる金額のイメージ
- 自営業の方で2級 → 年額 約83万円(毎月約6万9千円)
- 自営業の方で1級 → 年額 約104万円(毎月約8万6千円)
- 会社員の方で2級 → 年額 約83万円+給与に応じた厚生年金部分(例えば月給25万円程度なら、合計で毎月10万円以上になることも)
④ 大切なポイント
- 金額は人によって異なる(特に厚生年金加入者は大きな差が出る)
- 受給できるかどうかは「障害等級」「初診日」「納付要件」によって決まる
- 「思ったより少ない」「もっと多いかも」など誤解しやすいので、必ず確認が必要
まとめ
障害年金は生活を支える大切な制度ですが、「いくらもらえるか」は一律ではありません。
基礎年金だけの方は年額83万円前後から、厚生年金に加入していた方はプラスして上乗せがあり、人によっては毎月10万円以上になることもあります。
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