2025年9月– date –
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【てんかん】制度の壁と障害年金請求について
お知らせ
障害年金は、「日常生活の不自由さ」と「働くことの困難さ」に応じて支給が決まる制度です。でも、「てんかん」の場合、この制度の枠組みと実際の困難さの間にズレが生まれやすく、認定が難しくなることがあります。 てんかんと障害年金:制度の見方 認定... -
障害年金「1・2級」と「3級」のちがいって?
お知らせ
障害年金には「1級」「2級」「3級」という等級があります。同じ「障害年金」ですが、実は大きなちがいがあることをご存じでしょうか? 【1級・2級は「権利が消えない」】 国民年金(基礎年金)の障害年金は1級と2級があります。厚生年金(会社員や公務員が... -
「初めて1級・2級」制度の背景
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障害年金には、少し特殊な仕組みとして「初めて1級・2級」という制度があります。 その趣旨はとてもシンプルです。最初の障害については要件を満たさなかったために年金が認められなかったとしても、一人の人間の心身に起きていることですから、その後に別... -
障害年金を受給するか迷ったときに大切にしたいこと
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障害年金のご相談を受ける中で、詳しく状況を伺えば受給の可能性があるのに、ご本人やご家族のどちらかが「障害年金を受けるのはちょっと…」とためらわれる場合があります。もし今、あなたやご家族の中にそのような迷いがあるとしたら、どう考えればよいの... -
【障害年金】保険料納付要件でつまづかないために
お知らせ
【保険料を納められないと年金はもらえないの?】 「所得が低くて国民年金の保険料が払えない…」——申請すれば守る仕組みがあります。代表的には次のとおりです。 年金機構 免除・猶予の種類 法定免除:生活保護受給、障害年金2級以上など法律で免除とされ... -
障害年金は一度決まったらずっと続くのか?
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よくいただくご質問に「障害年金は一度等級が決まったら、そのままずっと支給されるのですか?」というものがあります。 答えは原則「いいえ」です。 障害年金は、障害の状態が続いている限り支給されますが、状態が改善したり悪化した場合には、実態に合... -
事後重症請求から障害認定日請求へ切り替えるには
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障害年金は、最初に「事後重症請求」で受給を始めた方でも、条件が整えば「障害認定日請求」に切り替えることができます。 例えば、最初の請求時にこうした理由で事後重症請求を選んだ方がいます。 認定日当時の診断書を取得できなかった 当時は症状が軽い... -
病院受診の重要性―最高裁が示した大切な考え方
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障害年金を受け取るときに、一番大切な「起点」になるのが**初診日(しょしんび)**です。初診日とは、その病気やけがついて、初めて医師にかかった日のことを指します。 実はこの「初診日」がいつなのかで、年金を受け取れるかどうかが大きく変わることが... -
8050問題と障害年金 ― 親も子も安心するために
お知らせ
【1. 8050問題とは?】 「8050問題」とは、80代の親と50代の子どもが同居し、子どもが長年引きこもっている状況を指します。親が高齢化して介護が必要になる一方で、子どもも働かずに家にいるため、生活が行き詰まってしまうのです。 【2. 引きこもりの背... -
20歳前障害と診断書・請求のタイミング
お知らせ
障害年金の中でも「20歳前障害」と呼ばれるものがあります。これは、病気や障害の初診日が20歳になる前にある人が対象です。実はこの場合、診断書の取り扱いや請求のタイミングに少し特別なルールがあります。 【診断書の日付は「20歳の前後3か月」が有効...

