障害年金を申請するとき、つい「症状が出ている場所の病院で診断書を書いてもらえばいい」と思いがちです。
でも、実際には症状が出た場所と、診断書を書いてもらう診療科が一致しないことも多いんです。
たとえばこんなケース
- 目に症状がある場合
視力の低下やかすみがあっても、原因が糖尿病や脳の病気にあることがあります。そうしたときは、眼科ではなく内科や神経内科の先生に診断書を書いてもらうことになります。 - 胸の痛みがある場合
胸だから内科、と考えがちですが、心臓の病気（循環器内科）、肺の病気（呼吸器内科）、さらには精神的なストレス（心療内科や精神科）が関係していることもあります。
このように、障害年金の診断書は「症状が出ている部位」ではなく、「原因となる病気を専門に診る診療科」で作成されることがあります。
実際によくあること
現実には、最初に受診したのは眼科なのに、診断書を書いてもらうのは精神科というケースもあります。
たとえば、視力の異常がきっかけで眼科を受診したところ、その背景に精神的な病気があるとわかり、障害年金の対象になるのは精神の方だった…という流れです。
まとめ
障害年金の申請では、症状が出た場所だけで診療科を決めるのではなく、原因となる病気を見極めることが大切です。
「どの科の先生に診断書を書いてもらえばいいのか迷う」ときには、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
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