障害年金の相談を受けていると、
こんな場面に出くわすことがあります。
生活が限界。支えてくれる人もいない。
体調も回復の見込みなし。
将来の見通しが立たない。
そんな話を聞けば、
「今すぐ手続きを進めなければ」
「早く動かないと間に合わない」
そう思ってしまうのが、正直なところです。
社労士として、
制度の流れも、必要書類も、注意点も分かっている。
だからこそ、つい力が入ってしまい
前のめりになってしまうことがあります。
けれど、これまでの経験で学んだことがあります。
こちらが良かれと思って力を入れすぎると、
かえって相手を追い詰めてしまうことがある
ということです。
頭では分かっていても、
心がついてきていない状態の方にとって、
「やることがたくさんある」と感じさせてしまうと
安心ではなく不安を増やしてしまうことがあります。
そんなとき、私は一度立ち止まります。
今すぐ決めなくていい。
話すだけでいい。
気持ちや体調を最優先に考えよう。
そう伝えることで、
表情が少し緩む瞬間があります。
障害年金は、
人生を立て直すための、時間を取り戻す制度です。
社労士の役割は、
前に引っ張ることだけではなく、
安心して立ち止まれる場所をつくること
だと思っています。
「何とかしなければ」と感じたときほど、
自分の気持ちを一段落ち着かせる。
それが、結果的に
その人にとって一番やさしい支援になることもある。
現場に立つようになって、
私はそう感じるようになりました。
無料相談は、対面、出張の他、LINEやZOOMも対応可能。猫はビタミン障害年金はミネラル 障害年金サポートOpen Dialogueねんきんカフェです。
📩 無料相談はこちらから(http://お問い合わせ)

