高次脳機能障害で障害年金を請求する場合、
診断書の書かれ方ひとつで、結果が大きく変わってしまうことがあります。
特に注意していただきたいのが、
👉 「一人で生活していると仮定した評価になっているか」
という点です。
これは、ご家族が支えているご家庭ほど、見落とされやすいポイントです。
🧠 高次脳機能障害は「周りから見えにくい障害」
高次脳機能障害は、脳卒中や交通事故などのあとに起こり、
- 物忘れがひどい
- 段取りができない
- 危険なことが判断できない
- 感情のコントロールが難しい
といった症状が出ることがあります。
体は元気そうに見えるため、
「普通に生活できているように見える」
と言われてしまうことも少なくありません。
🩺 診断書は精神科以外の先生が書くことも多い
高次脳機能障害の場合、
- 脳神経外科
- 神経内科
- リハビリテーション科
などの先生が、障害年金用の診断書を書くケースがよくあります。
ここで問題になるのが、
先生が見ているのは「家族の支援がある状態」での生活
であることが多い、という点です。
🔑 障害年金では「単身生活」を想定して判断されます
障害年金の認定では、
「今は家族が助けているとしても、
一人で生活したらどうなるか」
を前提に、日常生活の大変さを評価します。
たとえば、
- お金の管理は家族が全部している
- 外出時の安全確認を家族がしている
- 服薬や予定管理を家族が支えている
こうした支援がなければ生活が成り立たない場合、
本来は重い制限がある状態と考えられます。
しかし、
「今は問題なく生活できています」
という書き方になってしまうと、
実際よりも軽く評価されてしまう危険があります。
👪 ご家族にぜひ知っておいてほしいこと
ご家族として大切なのは、
- 家族がいなければ困ること
- 一人ではできないこと
- 常に気を配っているポイント
を、具体的に言葉にして医師や代理人に伝えることです。
「できているように見える生活」は、
ご家族の支えがあって初めて成り立っている
ということが少なくありません。
✍️ まとめ
高次脳機能障害は、
「見えにくい障害」だからこそ、
診断書に生活の大変さが正しく反映されないことがあります。
障害年金の申請では、
- 単身生活を想定して評価されているか
- 家族の支援が前提になっていないか
この点を、ぜひ一度立ち止まって確認してみてください。
それが、ご本人のこれからの生活を支えるための大切な一歩になります。
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