【3日間シリーズ】
今日から3日間、障害年金という制度を手がかりに、
「自己責任論はどこから来たのか」を考察します。
―― 個人の問題に見えてしまう時代背景 ――
「それは自己責任でしょ?」
いつの頃からか、私たちはこの言葉を、
ごく自然なものとして受け取るようになりました。
体調を崩して働けなくなったとき。
生活が立ち行かなくなったとき。
支援制度の話をしただけで、
どこか後ろめたさを感じてしまうこともあります。
けれど、自己責任論は、
もともと誰かを責めるために生まれた考え方ではありません。
高度経済成長期以降の日本では、
「努力すれば報われる」
「働けば生活できる」
という経験が、社会の中で広く共有されてきました。
その結果、
・働けること
・頑張れること
・自分で何とかできること
が、社会の標準モデルとして、
無意識のうちに前提になっていきます。
一方で、病気や障害、家庭環境など、
本人の努力だけではどうにもならない事情は、
その前提の中で、少しずつ見えにくくなっていきました。
自己責任論とは、
冷たさや悪意から生まれたものというより、
想定が限られた社会の前提から、
自然に形づくられてきた考え方なのかもしれません。
ただ、それは、
いつの時代にも当てはまる
普遍的な真理だったわけではないと思います。
社会のあり方が変わる中で、
一時的に行動の目安として
機能してきたにすぎない、
いわば「時代のルール」のようなものだった気がするのです。
そのルールに縛られすぎてしまうと、
本来、立ち止まるべき場面や、
支えを受けるべき場面でも、
無理を重ねてしまうことがあります。
明日は、
この自己責任論が、
なぜこれほど強く「当たり前の前提」として
共有されるようになったのか。
その背景について、もう少し考えてみたいと思います。
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