今回は、2級の障害基礎年金と年金生活者支援給付金を受給しながら、扶養の範囲で働く方に向けて、最新の制度と収入の目安を分かりやすく解説いたします。
目次
✅ 1. 支給される年金と給付金
🔹 障害基礎年金 2級(令和7年度・2025年)
- 年額:831,700円(月額約69,308円)
🔹 障害年金生活者支援給付金(2級)
- 月額:5,450円(年間65,400円)
✅ 2. 支給金額は「非課税」なので税法上は収入にならない
- 障害年金も支援給付金も非課税収入のため、税金計算や扶養控除の判定には含まれません。
- 👉 よって、給与収入だけで「年123万円以下」におさえれば、税法上の扶養控除の対象になります。
✅ 3. 社会保険上の扶養では「収入がカウントされる」点に注意
- 健康保険・年金の扶養認定では、障害年金+支給金も収入として含めて判定されます。
- 障害者(または60歳以上)の場合、扶養上限は年収合計1,800,000円です。
✅ 4. 実際にどれくらい働ける?計算例
項目 | 年額 |
---|---|
障害年金2級 | 831,700円 |
支援給付金(2級) | 65,400円 |
合計年金収入 | 897,100円 |
👉 社会保険上の上限(180万円)に対し:
180万円 − 897,100円 = 902,900円
➡ 給与収入は年902,900円以内(月約75,200円以内)であれば、扶養から外れることなく健康保険・年金の扶養が継続できます。
✅ 5. 給与収入の目安まとめ(年間 & 月額)
- 税法上の扶養(税金軽減):給与収入 ≤ 123万円
- 社会保険上の扶養(保険料免除):
▶ 障害年金+支援給付金を含む合計収入 ≤ 1,800,000円 → 給与 ≤ 902,900円 - 月額にすると → 約75,000円前後が目安です。
✅ 6. 気をつけたいポイント
- 支援給付金や障害年金も収入に含まれるため、「非課税」=「扶養範囲内」ではありません。
扶養維持を目指すなら、合計でいくらまでかを把握する必要があります。 - 年度途中で給与・時給が上がる場合は、収入シミュレーションを行い、扶養の継続を確認してください。
- 特に、月収が75,000円を超える傾向があれば、働き方を調整する必要があります。
✅ 7. まとめ
- 障害年金+支援給付金は非課税でも収入扱いされる
- 税法上の扶養 → 給与123万円までOK
- 社会保険上の扶養 → 年合計収入180万円まで可(例:給与902,900円まで)
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