こんにちは！今日はちょっと大事なお話、「障害年金（しょうがいねんきん）」について、夏休み中の小学生のみんなにもわかりやすくお話するね。
障害年金ってなに？
「年金（ねんきん）」って聞いたことあるかな？
ふつうは、おじいちゃんやおばあちゃんがもらう「老齢年金（ろうれいねんきん）」が知られているけど、それだけじゃないんだよ。
実は、年金には3つあるの。
- 年をとったときにもらう「老齢年金」
- 家族が亡くなったときにもらえる「遺族年金（いぞくねんきん）」
- 病気やけがで体や心がつらくなったときにもらえる「障害年金」
この「障害年金」は、国がみんなのために用意している大事な仕組み。
病気やけがでふつうの生活がむずかしくなったときに、生活を支えるためのお金をもらえるんだよ。いわば、“国の保険”なんだ。
でも…知らない人が多い！
でもね、この障害年金、**「知っている人しか使えない」**というルールがあるんだ。
つまり、だれかが「あなたはもらえますよ」って言ってくれるわけじゃないの。自分から「私はもらえますか？」と聞きにいかないといけないんだよ。
それを「申請主義（しんせいしゅぎ）」っていうんだ。
だから…
- 障害年金のことを知らない人
- 自分がもらえるかどうかわからない人
- 申請の方法がむずかしくて途中であきらめちゃう人
こんな人たちは、本当はもらえるはずなのに、もらえていないということもあるんだ。
もらえる人は「国民の権利（けんり）」！
でも安心してね。条件に合っていれば、障害年金はちゃんともらえる。
これは、「特別なプレゼント」ではなく、**みんながもともと持っている“当たり前の権利”**なんだ。
もらったからといって、何かを返さないといけないわけじゃないし、働いちゃいけないという決まりもないよ（ただし、状況によっては変わることもあるから、大人と一緒に確認してね）。
おわりに
障害年金は、だれかが大変なときに力になってくれる制度。
でも、知らなければ助けてもらえないという、ちょっと不思議な仕組みなんだ。
だからこそ、みんなに知ってほしいし、家族や友だちにも教えてあげてね。
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