障害年金の申請は、主治医が作成する「診断書」がとても大切です。
診断書には、日常生活でどんなことに困っているのか、どれくらい生活に支障があるのかが書かれます。
つまり、診断書の内容は、私たちが主治医にどれだけ正しく自分の状態を伝えられるかで大きく変わってくるのです。
ところが、精神障害や発達障害のある方にとって「自分の状態を伝える」というのは、とても難しいことです。
目次
なぜ伝えるのが難しいのか
- 医師の前では緊張して「大丈夫です」と答えてしまう
- 毎日の困りごとが当たり前になっていて、自分では気づきにくい
- 記憶があいまいで、具体的に説明できない
こうした理由から、実際の生活の大変さが医師に伝わらず、診断書に反映されないことがあります。
うまく伝えるための工夫
では、どうすれば良いのでしょうか?次のような工夫が役立ちます。
- 日常生活をメモしておく
食事、入浴、掃除、服薬、人付き合いなど、できた日・できなかった日を簡単に記録します。 - 家族や支援者に同席してもらう
一人で説明が難しいときは、家族や支援者が補足することで、医師により正確な情報が伝わります。 - 具体例を用意する
「料理ができません」よりも、「毎日インスタント麺ばかり食べています」といった具体例のほうが、生活の困難さが伝わります。
最後に
主治医は魔法のようにすべてをわかってくれるわけではありません。
「きちんと伝えること」があって初めて、診断書にあなたの現実が反映されます。
もし一人でうまく伝えられないと感じたら、家族や支援者、社労士にサポートをお願いするのも良い方法です。
あなたの困りごとを正しく伝えることは、決してわがままではありません。
それが障害年金につながる大切な一歩になるのです。
無料相談は、対面、出張の他、LINEやZOOMも対応可能。猫はビタミン障害年金はミネラル 障害年金サポートOpen Dialogueねんきんカフェです。
📩 無料相談はこちらから(お問い合わせ)

