久々にマスクをgetすることができました。みんな、あるだけ全部買い占めたい衝動を抑え、お行儀よく一個ずつマスクを手に持ってレジに並ぶ様子が良くも悪しくも日本人らしいなと思いました。
会社にしろ、役所にしろ、自治会にしろ、日本の共同体には特有の論理があって、内部の人間関係を重視するあまり人と違った行動や自由な発言を許さない傾向があります。そんな無言の圧力が、こんな場面でも働いたのでしょうか。
東日本大震災の避難所で、同様の態度が諸外国から評価されたことがありました。でも、今は違います。怒りを爆発させなければならないときにまで、怒りを爆発させるべき相手に、怒りを爆発させることをせず、行き場を失ったネガティブなエネルギーを弱い者いじめに向ける。国際社会から見れば今や日本は後進国です。
先月の森友事件判決を受けて元検察官、郷原信郎弁護士がこう言っています。
「 唖然とした。こんなものが「判決」と言えるのだろうか。全く理由にもならない理由で詐欺罪の適用を認めている。しかも、さらに、驚いたことに、その点についての判決の「理屈」は、最近、黒川東京高検検事長の違法な定年延長を容認した政府答弁と大変良く似ているのである。 」 https://nobuogohara.com/
新型コロナに気を取られている間に大事なことがどんどん決まっていきます。そんな中、子どものいじめ問題と同じで「無関心」は「加担」だと思うのです。今は他人事でも、そんな政府のもとで生きている限り、いつかは自分事になる日がくるでしょう。今の無関心が孫子の災厄にならないために、さあ、ご一緒に今こそ声をあげましょう。