先行き不安な今の時代。都心で暮らすみなさん、高松は人口密度が低くて快適ですよ。わたしは高松で生まれましたが、おおよそ40年間県外で暮らしていました。高松をあとにした十代の頃はこの街が嫌いでしたが、今ではわたしがこれまで暮らしたことのあるどの街よりも住みやすいと思っています。
一足先にUターンしていたわたしに続き、県外出身の夫が到着したのは、あの西日本豪雨のときでした。それまで住んでいた町が、まさに土石流に飲み込まれたその日に、夫は引っ越し業者さんを見送り、自分の車で出発したのです。土石流は、雨があがった晴天の町を襲ったので、その時点ではそこが被災することになるなどとは想像もできませんでした。
災害が少なく、夏は暑いけれどおおむね気候も良く、物価は安くて、しかも、生活が徒歩圏内で完結できるので移動コストが少なくて済む街、それが高松市です。おまけにわたしのようなおせっかいさんが多いのもこの街の魅力。都心でコロナの感染に怯えるよりも、自分や大切な人の人生を守るためにも高松へ移住しませんか。さぬきうどん一杯230円也。なんなら、日当たり抜群のワンルームも空いていますよ。