NHKの取材から。「(ある男性が) 退院後、過去の感染を理由に病院や美容室の訪問を拒否されたことを明かし、「これが差別だと思った。多くの感染者が同じように嫌な思いをしているのではないか」と証言しました。 」。
差別の矛先は、不幸にも感染してしまった人に限らず、その家族や医療関係者、医療関係者の家族にまでと広範に向けられています。ゆうべ、海外の友人とLINEをしていたら、こうしたことはインドでもアメリカでも同様に起きているといっていました。
歴史を振り返れば、人類がかつて経験した暗黒の時代が脳裏をよぎります。「ナチス前夜」、それは、あまりにも今と酷似した状況ではなかったでしょうか。ただ、こうした中でも台湾やドイツ、ニュージーランドなど国のトップリーダー自らの力強いメッセージで、国民を団結させることに成功している国が確かに存在していることをわたしたちは忘れてはならないと思います。