Stay Homeで近頃は友だちとランチに行くこともなくなりました。その一方で海外の友人と話す機会が増えました。わたしのようなおばさんの暮らしにさえ、短期間の間にこれほど劇的な変化をもたらしているのですから、そうした変化が積み上がれば「コロナ」だけでも「巨大な転換点」となるのではないでしょうか。
今年元旦のある記事にこんな記述がありました。「 後に見れば2020年は歴史の転換点だったと言われるかもしれません。 」ここには、 5Gや量子コンピュータの普及・研究、米大統領選、台湾総統選、Brexitや景気の不透明さ、相次ぐ山火事などと書かれていてコロナの「コ」の字もありません。「コロナ」がなくても「歴史の転換点」であることに変わりはなかったのです。
そうした変化のただ中にありながら、わたしも含めて庶民はあまりにも無防備ではなかったでしょうか。はかり知れない不安とほんの少しの期待と。もし、その両方が人々の心を占めているとしたら、ほんの少しの期待に意識を集中させて、どうやったら穏やかな暮らしを手に入れることができるのかと考えていきたいものです。