緊急事態宣言が解除されてはじめての日曜日に、ちょっとしたお出かけをしました。お出かけといっても徒歩圏内。コロナ対策のため飲食店が始めたテイクアウトのお弁当を携えて、高松港のガラスの灯台をめざそうということになったのです。
幸いお天気に恵まれ、日向では日差しが厳しいものの、日陰に入ると爽やかでコロナ騒動がうそのような穏やかな時間が流れます。わたしたちがお弁当をひろげていると、別のカップルが一組、また一組とやってきました。この間の学習どおり、 ソーシャル・ディスタンシング で隣のベンチには座らず距離を置いて。
目を閉じて5月の風を感じていると、自律神経が整ってくる感じがします。人間にとって本当はこうした時間が大事だったのですよね。容量制限でアップロードできないのが残念ですが、近くにはバラ園があって、たっぷりの陽ざしを受けた色とりどりのバラが屋島をのぞんでいました。今回のことがなかったら、思いもつかなかった安上がりな贅沢です。