小池都知事人気に違和感を覚える今日この頃、大阪人の商魂たくましさはともかく大阪では、府知事のイラスト入りグッズが販売されるなど違和感を通り越して、正直、危機感を覚えています。開発者の方は「 政治的なものを含まず、あくまでアイドルグッズ的なものにした。 」とおっしゃっていますが、吉村洋文がモチーフになった時点で十分に政治的です。
大阪の皆さん、ごめんなさい。でも、イチビリにもほどがあるというか、この節操のなさはいったいどこからくるのでしょう。ふだんは、政治に無関心な人も、たとえば「コロナ」で景気が悪くなると、にわかに政治を語るようになるのが世の常かもしれません。そして、思うのです。自分の頭で考えてこなかった分、安易に、そして、手っ取り早く安心材料を提供してくれるリーダーが必要だと。
安倍首相がイケてない分、 吉村知事 が「正義の味方」にみえてしまい、「そうだ、コロナ時代のニューリーダーは吉村知事に違いない!」と思い込んでしまったとしたら、あの、ナチス誕生のプロセスと全く同じ経過をたどることになってしまいます。アイドルの人気投票とは違うのです。見た目の華々しさで判断して本当に大丈夫なのでしょうか。1000万という国民が抗議の声をあげた、あの「 検察庁法改正案」に吉村知事が賛成していることの意味を検証してほしいものです。