一瞬、目を疑いました。まるで、アメリカの選挙をみているようだからです。先日、立憲民主党に離党届を提出した須藤元気さんが、ゆうべの山本太郎さんの秋葉原街頭演説に応援弁士として飛び入る様子を目の当たりにしました。「いろんなシガラミあるのにね。そのシガラミを全て切ってでも応援してくれる」でも、それは山本太郎のためじゃなく「ロスジェネやこのコロナで苦しんでいる人の底上げをするチャンスだから」と太郎さん。
1974年生まれの太郎さんと、1978年生まれの元気さん。この二人の共通点はともにロストジェネーレーション世代ということ。日本における「ロスジェネ世代」とは、 1970年~1982年頃に生まれた世代だそうで、うちの長女は83年生まれだからわたしは、その親世代かも。ロスジェネ世代は「団塊ジュニア世代」をすっぽり含むので、親世代は「団塊の世代」からこのわたしの世代までの広範に及ぶことになります。
「新自由主義と緊縮財政主義という誤った政策をとり続けたおかげで、日本はこんなに貧しくなってしまった」。この言葉を、これほどの重みと説得力をもって人々の心に訴えかけることのできるロスジェネ世代が立ち上がっています。「東京が変われば国が変わる」「もう、おりこうさんでいるのはやめよう」「ロスジェネが立ち上がれば、すべての世代の問題が解決できる」彼らは確かに新しい社会のビジョンを見せてくれている。新しい社会のこの萌芽を、動員数2000人超という「密」を理由に邪魔することだけはしないでほしいです。 https://www.youtube.com/watch?v=IEbUFlXSdTY