スマホから、いきなりライブで言論弾圧の様子が流れてきました。場所は、大阪道頓堀。大阪市を廃止して4つの特別区に分割する「大阪都構想」。その住民投票告示日の今日、第一声をあげた山本太郎さんを警察が妨害しています。「街頭演説を止めてください!」。拡声器を手にした警察の突然の妨害行為に対し、太郎さんは冷静に応えます。「街頭演説を止めてくださいという、法的根拠を示してください」。そうお願いする太郎さんは、道路交通法第77条に配慮し、憲法に則っているとその正当性を示しているのに、警察側は示せません。
妨害している中の一番偉い人に、 太郎さんがマイクを渡そうとしても逃げ回り、ただただ「街頭演説を止めてください 」と繰り返すばかり。そうこうするうち、中継動画は動かなくなって続きをみることができなくなってしまいました。まさか、中国じゃあるまいし。これは、いったいどうしたことでしょう。去年7月、 JR札幌駅前で行われた安倍前首相の街頭演説で、ヤジを飛ばした一般市民が警察官に取り押さえられるという事件が起きていますが、この国は、いつから先祖返りしてしまったのか。
札幌のときには、相手が自民党総裁でしたから、さもありなんという印象でしたが、今回、自民党は都構想に反対です。まさか、大阪維新がここまでやる⁉ ということなのでしょうか。ご承知のとおり、山本太郎さんは、それこそ、全国津々浦々で市民との対話を試みていて、「太郎さん、こんなところまで来たんだね」と話していたところです。最近も、あらゆる場所でゲリラ街頭演説をやっていますが、警察に妨害されるのははじめてみました。都知事選挙のときでさえ、妨害はなかったのに、大阪都構想で妨害が入るということは、よほどやましいことがあるのかもしれませんね。