わたしが食料品の買いもの用に使っているクレジットカードは、あらかじめ現金をチャージしておく電子マネーと一体型。近頃では紙の明細書はお金がかかるというので、アプリで管理していました。ところが、ここのところ急に、そのアプリが開かなくなって、収支の確認ができずにいるうち、ついつい時間がたっていたのです。
でも、いつまでも放置するわけにもいかず、今日になってあちこち調べてやっとネット上の明細書にたどり着いたと思ったら、何と、これまでコツコツ貯めてきたポイントが、あと数日で失効というではありませんか。お店の人の話を総合すると、どうやらわたしたちは、個人情報を守ってもらう代わりに自己責任を負わされているようで、時間や、お金や、気持ちなど、余裕のない人ほど、どんどん損する仕組みになっているようです。
「知らなかった」「気付かなかった」と嘆いても誰にも教えてもらえないのです。もちろん、教えてもらえないのは、ポイントの有効期限だけではありません。本当ならもらえるはずの年金だって、給付金だって同じ。中でも、恐ろしいのは、大阪市を廃止する住民投票。「行かない」とか「たぶん行かない」と言っているあなた。そんなことを言っていると大損して取り返しがつかなくなりますよ。