普段は物理的に遠い友人と久々にゆっくり話す機会がありました。そこで気付いたことは、見ている世界が違うということ。わかっていたとはいえ、決して短くない時間を共有しかたい絆で繋がってきた、わたしにとっては大切な親友でさえ、自分とは見ている世界が違うという現実を突き付けられたというわけです。
見ている世界が違うとは、まず、お互いの考え方のベースになる情報の出所が違うということ。わたしが、ほとんどテレビを見ないのに対して、少なくとも彼女の自宅ではテレビがつけっぱなし。わたしが大手の新聞を信用していないのに対して、彼女はいまだに日本経済新聞の信奉者?
もちろん、相手の内面に土足で踏み込むようなまねは慎まなければなりません。でも「みんなちがって、みんないい( 金子みすゞ )」とは違って、それぞれが心の中に結界を作り、そこから先は一歩も立ち入らせないとばかりに思い込みで突っ走ったら「それって、やーばいんじゃね~?」って気がします。