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「この子を遺して死ねない」問題 ~はじまりの日~
お知らせ「おひとりさまの老後」シリーズ「在宅ひとり死のススメ」の中で、著者の上野千鶴子さんはこのように書いています。「あなたの人生の中でもっとも時間とエネルギーとお金を使ったのは、子育てでしょう?と聞くと、子どもを育てたほとんどの高齢者はイエ... -
人間関係リセット症候群
お知らせ近頃「人間関係リセット症候群」という言葉を耳にするようになりました。これは現在の人間関係を衝動的に断ち切ってしまう傾向のことで病名ではないそうですが、インターネット社会の末路を見る思いがしています。 一度関係をリセットすることで楽にな... -
情報の氾濫と災害
お知らせ避難所(令和6年能登半島地震)の惨状が痛々しすぎます。今からほぼ三十年も前の阪神淡路大震災の当時から避難所の風景はちっとも変わりません。税金というものはこういうときにこそ思い切って投入されるべきだと思うのですが政府の優先順位はそうでは... -
人生の持ち時間 その1
お知らせ経済評論家、山崎元さんの訃報がネットニュースに流れてきました。その中に、食道がんだった同氏が残した文章のリンクが貼られていて、興味深い内容だったので何度かに分けて触れていきたいと思います。 まず、はじめはお酒について。同氏は「飲食のつ... -
地震 ご縁の不思議
お知らせかつて、能登で冬を越した経験から、厳寒の一月に北陸の人が住まいを失うことの意味が、讃岐女のわたしにも皮膚感覚として伝わってくる気がいたします。それを思うと言葉に詰まるのですが、大災害は人々を引き裂くとともに、ときにご縁を結ぶことがあり... -
こだわりとプライドと被害者意識と
お知らせ大晦日の昨日、ある知人から届いたメッセージに「人間を不幸にするもの」として、この3つがあげられていました。それさえ捨てられたら楽なのにというのですが、それがなかなかに難しい。そうでなくても価値観が違い過ぎて話が噛み合わないところへ、以... -
3年目の今年最後の日を迎えて
お知らせ結果的にブログの投稿が、3年分すっぽりブランクになってしまったこと、誠に心苦しく思います。3年前と今とで少しは賢くなれたのかというと、面目ないとしか言えないのですが、ただひとつ言えることは、私に残された人生の時間が間違いなく3年分短く... -
今年最後の日を迎えて
お知らせ人はいくつになっても(いつの世も)「生まれて初めて」(「想定外」)を生き抜かねばならなかったのだって、今年最後の日を迎えてしみじみ思います。 父が体験した高松空襲をわたしは知らないけれど、父の知らないコロナ禍をいまわたしは生きていて、... -
それって、やーばいんじゃね?
お知らせ普段は物理的に遠い友人と久々にゆっくり話す機会がありました。そこで気付いたことは、見ている世界が違うということ。わかっていたとはいえ、決して短くない時間を共有しかたい絆で繋がってきた、わたしにとっては大切な親友でさえ、自分とは見ている... -
深い闇。輝きを放つもの。
お知らせ京王線幡ヶ谷駅近くで女性のホームレスが殺害された事件。亡くなったのは64歳の女性で十年間連絡を取っていなかったという弟は「まさか路上生活をしていたとは思わなかった」といいます。事件の報道に衝撃を受けるとともに、今回の被害女性は、たまたま...